大腸CT検査(CTコロノグラフィ)colon ct

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大腸CT検査(CTコロノグラフィ)とは?

大腸CT検査(CTコロノグラフィ)

大腸CT検査(CTコロノグラフィ)とは、大腸の内部を詳細に観察するための先進的な画像診断技術です。肛門から炭酸ガスを注入して大腸を膨らませた状態でCT撮影を行い、画像を3D処理することで、大腸内部の様子を立体的に再現します。

従来の大腸カメラ検査(内視鏡検査)に近い画質で大腸の状態を確認することができ、大腸がんやポリープの発見に役立ちます。

大腸CT検査の特徴

低侵襲な検査方法

大腸CT検査は内視鏡を使用しないため、検査時の負担が比較的少ないのが特徴です。肛門からわずか数cmの細いチューブを挿入するだけで検査が可能なため、内視鏡検査に比べて痛みや不快感が少なくなっています。

下剤の量が少ない

大腸内視鏡検査と比較して、前処置に必要な下剤の量が大幅に少なくなっています。これにより、検査前の負担が軽減されます。

腸管穿孔のリスクが極めて低い

内視鏡を使用しないため、腸管穿孔のリスクが極めて低くなっています。

広範囲の観察が可能

大腸全体を一度に観察できるため、内視鏡では見えにくい部分も確認することが可能です。

こんな方におすすめです

大腸CT検査は以下のような方におすすめです。

  • 大腸がんのリスクが高い方
  • 大腸カメラ検査に不安や恐怖心がある方
  • 過去の手術などで腸管に癒着がある可能性がある方
  • 高齢や持病のために内視鏡検査が困難な方 など

こんな病気が発見できます

大腸がん

大腸CT検査は、大腸がんの早期発見に有効で、肉眼で確認できる大きさの腫瘍を高い精度で検出することができます。特に6mm以上の病変に対しては、大腸カメラ検査に匹敵する検出率となっています。

大腸ポリープ

大腸ポリープは、将来的に大腸がんに進展する可能性があるため、早期発見が重要です。大腸CT検査では大腸内のポリープを詳細に観察することができ、大きさや形状を正確に評価できます。

腸の狭窄

腸管の一部が狭くなっている状態(狭窄)も、大腸CT検査で確認することができます。狭窄の程度や範囲を正確に把握できるため、適切な治療方針の決定に役立ちます。

その他の異常

大腸CT検査の大きな利点の1つは、大腸だけでなく腹部全体を観察できることです。これにより、肝臓、膵臓、腎臓などの他の腹部臓器の異常(肝臓の腫瘤や膵臓の異常、腎臓結石など)も同時に発見することが可能になります。

検査の流れ

01

事前準備

検査前日に専用の検査食を摂取し、少量の下剤を服用します。下剤の服用(前処置)は検査前日のみとなります。

02

ご来院

指定の時間にご来院ください。

03

前処置

腸の動きを抑えるお薬を注射します。

04

炭酸ガスの注入

肛門から細いチューブを挿入し、炭酸ガスを注入して大腸を膨らませます。

05

CT撮影

CT撮影を行います。

06

結果説明

医師が検査結果をご説明いたします。

注意点

  • 検査で異常が見つかった場合、確定診断のために大腸カメラ検査が必要になることがあります
  • 5mm以下の小さなポリープや平坦な病変の発見率は、内視鏡検査と比べてやや劣ります

健康診断のオプション検査として受けられます

大腸がんは早期発見・早期治療が可能ながんのひとつです。しかし初期段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検査が非常に重要です。大腸CT検査は従来の検査方法(大腸カメラ検査)と比べて負担が少ないため、定期的な健康診断に組み込みやすいと言えます。

東淀川区の中城クリニックでは、健康診断のオプション検査として大腸CT検査を提供しております。大腸がんの早期発見・予防のために、年に1回の健康診断と併せて大腸CT検査の受診をご検討ください。

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電話番号

電話番号06-6327-5002